NO MORE WAR

2024年07月05日

#支那事変 の戦禍に見舞われ、昭和14年7月5日午後11時30分、22歳の若さで中国北支(現在の華北)で命を落とした大伯父。

今日はその命日。

朝から墓参りをしてきました。

先日他界した祖母が大切に保管していた当時の資料からは、国から召集され戦地に赴いた大伯父の気持ちや訃報に触れた遺族の想いを汲み取る事が出来ます。

85年前に部隊の隊長から曾祖父(戦死した大伯父の父親)宛に書かれた4枚の手紙。
戦死詳報と題された古びたその紙には当時の戦況が事細かく綴られています。

「敵の手榴弾が飛び交う中を勇敢に奮戦中、近くで炸裂した手榴弾の破片が胸部に当たり壮烈な戦死を遂げた」と、悲惨な事実でありながらその悲劇を称賛するかのような手紙の文面からは当時の価値観や時代の背景を感じます。

Don't repeat the history of war.

太平洋戦争の終結から今年で79年目を迎えますが、もうこんな悲劇を繰り返すなと身近な歴史に触れてみると改めて思います。

若い命を捧げて平和な日本を作ってくれた大伯父に敬意を表し、歴史を共有させていただきました🙏